感想とネタバレで綴る、元カレ達の好きなトコ

プレイ済みの乙女ゲームのネタバレなしの感想とネタバレを自分備忘録的に綴っています。いつか、気になるゲームのネタバレを知りたい方や、購入に迷っている方のお役に立てますように…と願いながら。

華鬼 ~恋い初める刻 永久の印~【木藤華鬼】

前野智昭さん演じる
木藤華鬼の感想です。

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前野智昭さん演じる華鬼は、
最も強い鬼が与えられる
「鬼頭」の座を得た鬼。
鬼頭になると、「木藤」の名字を
名乗る事が出来るんだとか。

家柄や身分に関係なく
実力主義の鬼の世界とは言え、
強い鬼は強い親から生まれる事が多く、
代々家柄のいい者が
鬼頭に選ばれていましたが、
彼の父は下層の鬼。

そんな出自の彼を
疎ましく思う者は後を絶たず、
常に狙われ続ける彼。
そんな彼を取り巻く争いの環境に
巻き込まれる中で、
彼と彼女は絆を深めます。

元々華鬼と結ばれる原作が
ゲームになっている事もあり、
一番しっくり来る
エンドかな?と思いました。
そして、他の攻略キャラは
ハッピーエンドだけですが、
華鬼は彼のルートを2周すると、
トゥルーエンドが
見られる仕様になってました。
このあたりも、主役ならではの
特典的要素かな?と。

そのトゥルーエンドが
凄く良かったです!!
前野さんってこう言う偉そうな立場、
地位の高い役が凄く似合いますよね!
偉そうなのに、
「なにこの人偉そうに!」じゃなく、
「はい」って頷いてしまいたく
なる感じですね。
これも前野さんだからなんだと。

更には、こういう色々な
真相が見える役って、
割りと攻略制限あったりするのですが、
最初から攻略させて頂けるのも
有り難いなって思います。

今回は口数の少ない彼でしたが、
心を許してくれてからは、
甘くて良かったです。
声のトーンも優しくなり、
柔らかい感じに話してくれる…など、
彼の心境の変化を素敵に
表現して下さいました!
やっぱり前野さん、凄いです。

そんな感じで、華鬼、
大変素敵だったのですが、
彼がはっきりと決断をする
キッカケを作った時の、
水羽くんの言葉が行動が男前で、
そっちにもときめいてしまいました(笑)
人のシナリオでまでカッコいいとか、
水羽くんは本当にズルいと思いました(笑)

でも、たまにいるんですよね。
人のシナリオで無駄にカッコいいキャラ。
そしてそれは大好きになってしまった
キャラの事が多いですが、
たまに攻略してないのに、
人のシナリオでカッコいいから…と、
思わず攻略してみると、
ご本人のシナリオではそうでもないキャラも(笑)

今回の水羽くんは、
本人のシナリオでも大好きでしたが、
人のシナリオを通してみても、
とても素敵で益々好きになってしまいました。

…と最後水羽くんの話になりましたが、
華鬼、とても素敵でした。
不器用な彼の優しさを
素敵に表現してくれた前野さん、
ありがとうございました!


-----☆★☆-----


追記にてネタバレがあります。

 

 

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前野智昭さん演じる木藤華鬼の
ネタバレ感想です。


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生まれてきてくれてありがとう。

息子と彼女に
そう告げられるようになった彼は、
やっと心の安らげる場所を
手に入れらたのだろう。

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「鬼頭」
鬼の中で最も力の強い者に
与えられる称号。
最下層の鬼の息子でありながら、
歴代最高の鬼頭と言われた彼は、
それ故に孤独だった。

最下層の鬼の息子と言う出自から、
妬み、蔑む者が後を絶たず、
いつも周りは敵ばかり。

それでも彼は鬼頭だから。
父はそんな彼に
救いの手を差し伸べなかった。

それは無関心だったのではなく、
認められる為には、
一人で勝ち抜く必要があると思ったから。

そんな分かりづらい父親の愛情も手伝い、
母を病で早くに亡くしている彼は、
味方の居ない世界に、孤独を抱えていた。

それでも母のお腹の中にいる
彼女に刻印を刻んだのは、
きっと会いたかったから。
鬼頭としてではなく、
彼個人を見てくれる花嫁に。

それでも分からなかった。
ずっと孤独で、ずっと一人で、
誰にも頼らず生きてきた彼には、
彼女との接し方が分からなかった。

周りに寄ってくる女は皆一様に、
鬼頭の花嫁になりたがる者ばかり。
所詮誰も彼を見てはくれない。
必要とされるのは鬼頭の名だけ。

けれど、彼女は違ったから。
だから混乱した。

そうして要らない花嫁だと言い放ち、
自ら命を狙ってみたり…と、
自分の心が計れず、混乱する彼。

そんなメチャクチャな彼なのに、
初めこそ怯える様子を見せたものの、
彼女は彼へと手を伸ばし続けてくれた。

彼女の直向きな想いと、
三翼のサポートにより、
自分の本当の気持ち、
求めるものに気付けた彼。

執拗に彼女を狙う堀川も退け、
上が送り込んだ選定委員も退け、
彼女を本当の花嫁とした彼。

いつも一人だった彼に、
家族の温もりと、
安らげる場所、
信頼出来る関係をくれた彼女。

鬼ヶ里高校を卒業して数年後、
二人の間には竜希と言う
男の子が生まれた。
親子3人、お花見に公園に向かう途中、
息子と共に彼女を取り合いながら、
彼は幸せを感じていた。

この2人が居てくれて良かったと。
だから、彼は2人に告げた。

生まれてきてくれてありがとう。
そう嬉しそうに。