感想とネタバレで綴る、元カレ達の好きなトコ

プレイ済みの乙女ゲームのネタバレなしの感想とネタバレを自分備忘録的に綴っています。いつか、気になるゲームのネタバレを知りたい方や、購入に迷っている方のお役に立てますように…と願いながら。

赤い砂堕ちる月【翔侠】

興津和幸さん演じる
翔侠のネタバレなしの感想です。

-----

翔侠は王陵に住む侠客。
洛泉と良く仕事をしているものの、
彼は砂蜥蜴の一員ではなく
互いの利害が一致しているからという理由。

何事にもやる気がなく、
常に面倒くさそうでひねくれた性格。
過去に符術士と何かあったようで、
符術士という存在を嫌っている為、
主人公に対しては最初からひどい態度ばかり。

そんな彼と、砂蜥蜴から頼まれた
仕事をした事をキッカケに、
彼の知らなかった顔を目にし、
次第に彼に心惹かれるように。

翔侠なんですが、興津さんと言う事で
とても楽しみにしていたものの、
いい加減でやる気なし…な態度とか、
正直あんまり好みじゃなくて(笑)
どうしようかな?と思ったものの、
次に進む為には、
彼のルートを見ないといけなかったんですよね。
そんな理由で攻略を開始しましたが、
彼のルート、凄く良かったです。

汪明と洛泉のルートでは
見る事が出来なかった事が見えて、
そのあたりももちろん良かったのですが、
彼の過去の話が、泣けましたし、
彼女との関係も凄く良かったです!

何より、幼い日の彼の言葉が
本当に素敵で、心に響きました。

そんな風に彼の本質が見えてからは、
凄く好感度もあがり、大好きになりました。
ただ、一番好きかと聞かれると、
やっぱり汪明殿下が素敵で(笑)
翔侠のルートでも
汪明殿下はかっこ良かったです!

…と、結局汪明殿下には敵わなかったものの、
彼も本当に素敵でしたし、
やって良かったなって思える素敵な人でした。
彼との未来が本当に楽しみです。

興津さん、素敵な翔侠を
ありがとうございました!


-----☆★☆-----


以下、追記にてネタバレ感想です。

 


.

.

 

 

興津和幸さん演じる
翔侠のネタバレ感想です。


-----☆★☆-----


お前もお前の母親も、オレが守ってやる。
もう何かに怯えながら、
こんな所に隠れて暮らさなくても
いいようにしてやる!

-----

父は西大国の皇帝で、
母は東汪国の皇帝の妹。
正妻の息子として生まれた彼だったが、
母の妊娠が故郷の東汪国で分かり、
出産も東汪国で済ませたと言う経緯により、
彼を不義の子と噂する者も。

そうして王宮に
居心地の悪さを感じていた彼だったが、
彼より王太子に相応しいと言われる
異母兄弟の僚布と側近の二人だけは、
彼を理解し、彼こそが王太子
相応しいと言ってくれた。

だから武術の鍛錬も勉強も頑張った。
二人の期待に応えたい一心で。

そんな頃、近い将来、
西大国と東汪国の水源となっている河が
枯れてしまうと言う予言が。
呑気な父は、そんな事あるはずないと
なんの対策も講じない。
万が一何かあっても、
溺愛している妹がいるこの国を
東汪国の皇帝が見捨てるハズないと。

けれど彼は違っていた。
あの国の皇帝の考えはたとえそうでも、
実権を握っているのは尚書令。
そして東汪国の尚書令は、
目的のためなら手段を選ばない。
万が一水不足になれば、
おそらく争いになるだろう…と
考えていた。

だから父に進言した。
何か対策を!と。
けれど呑気な父は彼の言葉に耳を貸さず、
しばらく姿を見せるなと言われてしまった。

そんな頃、西大国を斑点病が遅い、
国内の村は次々と滅びて行った。

当初は原因が分からなかったものの、
側近の調べにより、
山揮と言う犬型の妖怪が
その病を運び、その妖怪に噛まれると
斑点病が発症し死に至る事が判明。
更には、西大国に現れたその妖怪は、
頭巾を被った何者かに操られていると。

そう、全ては東汪国の尚書令の仕業で、
水が減って争いが起きぬよう、
同じ河を水源としている
西大国を滅ぼすために
符術師を使い山揮を放ったのだった。

そうして王宮にも山揮の魔の手が伸びた時、
王族の全ての希望を託されたのが彼だった。
みなの希望を背負い、
みなの断末魔を背に聞きながら
彼は一人走った。
西大国の無念を晴らすため、
生き延びる義務があったから。

その後、とある街で私学を営む人に
世話になりながら勉強に励んだ。
いつか東汪国を滅ぼすために、
たくさんの知識を得たかったから。

そんな彼の優秀さに嫉妬した領主の息子。
その息子が、妖怪を放ち彼を襲わせたのだ。
小刀を手に立ち向かう彼だったが、
封印を施されている程の妖怪は、
子供の手でどうにか出来るものではなく、
彼は追い詰められてしまった。

その時、母と山奥で二人暮らしの主人公は、
数日戻らない母を案じて街へと降りていた。
そうして妖怪に追い詰められている
彼と出会った。

幼くして既に
符術師の母に鍛えられていた彼女は、
母に禁じられていた符術を使い
彼を助けたのだ。

そうして出会った二人。
それは運命だったのかもしれない。

復讐の為に生きて来た彼は、
国が滅んだ後誰にも心を開かなかった。
なのに彼女の前でだけは、
自分らしくいられた。
同時に彼女も、
一人山奥で修行に明け暮れる日々の中、
唯一出会った年の近い彼だけが、
彼女の友達だったから。

そうして幼い二人は恋に落ち、
将来を誓い合った。
彼は復讐を忘れ、彼女との未来を夢見たのだ。
緑州で宿を開き、
彼女と彼女の母と暮らすと言う夢を。

そうして彼は、彼女の母に隠れ
コソコソ会っている関係だったが、
彼女も彼女の母も守りたいと言う想いから、
彼女の母に会う事を約束。
明日、挨拶に来ると。

迎えた翌日、
母は朝から留守で、彼も現れない。

もしかしたらお母さんは、
劉恒と隠れて会っていることに
気付いていて、
今劉恒の元を訪ねているのかも?

不安に駆られた彼女は、
母の言いつけを破り再び街へ。
けれど母も彼も見つからない。
途方に暮れながら家に戻ると、
尋常ではない様子の母が待っていた。

母は彼女にキホウセキと言う石を託し、
この石は持つものを狂わせる石で、
これに精神を乗っ取られない者だけが、
真の王として相応しいと
石が選んだ人間だと言う事。
彼女の父は、母の家が代々受け継いでいる
その石の存在を知り、
石に魅入られて狂ってしまった事。
二人が隠れて暮らしているのは、
そんな父から身を守る為だと言う事。
その父に居場所を知られたから、
彼女が石を受け継いで守る為、
一人逃げなければならないと言う事を
おしえられた。

訳の分からないまま、
父を迎え撃とうとする母に
追い出された彼女は、
どうしても母を助けたくて
再び街へと向かう。
石の事も母の事も彼に相談したかったから。
守ってくれると言った彼なら、
助けてくれると思ったから。

ところがやっぱり彼を見つけられない。
そうして色々な人に彼の事を尋ねると、
彼は領主が封印していた妖怪を
勝手に解放した罪で捕らえられ、
明日処刑予定だと教えられた。

慌てて彼の捕らえられた
牢へと赴いた彼女は、
処刑される彼を前にし、
母の言葉を思い出した。
とても凄い力のある石で、
彼女の父はこの石が人を蘇らせたのを見て、
その力に魅入られた事を。

だから石に願った。
彼を助けて欲しいと。
そうして彼に石を託し、
無事に出られたら会おうと約束をし
別れた二人。
けれどいつまで待っても彼は現れず、
不安になった彼女は、
彼を探しに戻った。
そうして教えられたのは、
彼は処刑されたと言う
あまりに悲しい現実たった。

あんな石、なんの力もない。
だって劉恒を助けてくれなかったんだから。

絶望した彼女は、
二度と戻るなと母に言われた
自宅へと向かった。
もう何も考えられなかったから。

けれどそこには悲しい光景が
彼女を待ち構えていたのだ。
そこにあったのは、
知らない男と母の遺体だった。

劉恒も助けられなかった。
お母さんも助けられなかった。
もう一人ぼっちになってしまったんだ。

ショックを受けた彼女は、
そこで現在の師匠である永翔と出会った。
そうして辛すぎる現実を
受け止められない彼女を
哀れに思った永翔により、
記憶を封じられた彼女は、
そのまま永翔の養女となり東汪国へ。
大好きな彼の事も忘れたままに。

-----

月日は流れ、劉恒だった彼は、
現在は翔侠と名を変え、
砂蜥蜴の仕事を手伝っていた。
そうして彼女と再会したのだ。

けれど、記憶を封印されている彼女は、
彼を思い出す事はないまま、
それでも
翔侠と居ると何か思い出せそう
と言う彼女に付きまとわれるうちに、
次第に忘れていた恋心を思い出した彼。

ただ、西大国の復讐の為、
東汪国を滅ぼす事だけを目指して
生きてきたのに。

その後、尚書令の罪を明らかにしたいと
願う彼の思いと同じ思いを抱く
東汪国王太子の汪明と共に、
尚書令を失脚させる事に成功した。

元々従兄弟であった二人は、
血の繋がりからなのか、
昔からの知り合いのように親しくなり、
彼は西大国を復興し、
いずれ東汪国より大きくすると誓い、
汪明もまたそんな西大国に負けぬ国を
造っていくことを誓う間柄に。

彼女とも尚書令を失脚させる作戦前に
彼女が全てを思い出し、
彼の過去も全部理解親しく事から、
正式に主従の契約を結び、
共に西大国復興の為に尽力する事を誓った。

-----

オレはお前とお前が大切にしてるものを
必ず守ってやる。
お前の宿命だって、半分背負ってやる。
この手はもう二度と離さなねぇから。